MACHIZUKURITIMES

 
2018.07.16
 
 
    
 

 夏前のこの時期になると必ずと言っていいほど日本のどこかで大雨による災害が起きます。今年も九州北部、中国地方、四国、京都、大阪をはじめ岐阜や長野まで、「何十年に一度の」と表現される記録的豪雨に見舞われました。そして多くの尊い人命が奪われてしまいました。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された皆様にお見舞い申し上げます。

 今日の日本を覆う不安感はなにも自然災害だけではありません。不正と嘘がまかり通る政治、公僕であるはずの行政も政治に忖度して不正に加担し、司法も本当の悪を裁こうとしない等々、もはや三権分立など教科書の中だけの話のように形骸化してしまいました。これは私たち国民にとって災害にも等しいことであり、本当に情けないことです。

自分たちに関係ないとやり過ごしていると、とんでもないことになりかねません。

 

 テレビや新聞がサッカーワールドカップで大騒ぎしているその裏で、日本の将来にかかわる重大な法律や制度がどんどん成立されているのです。働き方改革法案、カジノ法案、TPP法案、水道法改正など、どれも国民の多くが望んでもいない、しかも国民の生活を直撃する法案を、十分な議論も尽くさず与党が強行採決で通してしまいました。この政権になってからもう何度も見せられた酷い光景に、またか!とあきらめの境地に陥りそうですが、落胆している場合ではありません。
がっかりしないで根気よく、まともな社会に戻す努力を地道にしていきましょう。次世代のためにも。

 
 

 さて、平成30年6月定例議会は6月6日から22日までの17日間開かれました。今定例議会に上程された議案は、平成30年横須賀市一般会計補正予算をはじめ(仮称)横須賀市学校給食センター整備運営事業者選定委員会条例制定について、横須賀市病院事業条例中改正についてなど15議案でした。これらは各常任委員会に付託して審査した結果すべて可決されました。

 請願では、「くりはまみんなの公園を横浜F・マリノスのトレーニング施設として整備する場合の代償措置について」など6件が審査されました。うち5件は不採択となりましたが、「教職員定数改善の推進及び教育予算の拡充を求める意見書の提出について」は採択され、最終本会議において全会一致で意見書を可決しました。陳情は4件でしたが、いずれも委員の意見が一致しないため審査終了となりました。(審査結果詳細は市議会ホームページに掲載されていますのでご覧ください。)

 

    
   また、議会では常任委員会のほか、特別委員会や様々な会議、協議会などがあります。その中でも私は「議会制度検討会議」と「政策検討会議」に委員として加わっています。

議会制度検討会議は横須賀市議会が古くから設けている会議で、議会のあり方に関する様々な決まりを話し合う場です。年度当初に各会派と議会事務局から取り上げるべき課題を募り、検討会での議論を経て決定されたことは条例や先例集に書き込み明文化していきます。

 

現在課題となっている最大の案件は、議員定数をどうするかです。平成23年の地方自治法改正で、それまで自治体の人口規模によって議員定数の上限を定めていた条項が撤廃され、条例によることとされました。つまり議員定数を増やすも減らすも議会自身に委ねられるようになったのです。将来的に横須賀市の人口が40万人を切ることが確実な中、来年行われる統一地方選挙では、現定数41人を減らすべきとの意見が大勢を占めています。何人減らすのかについては次の検討会の議論によりますが、実は議員定数には合理的基準はありませんので、数だけの問題ではなくその根拠が大切です。

私たち会派としては、従来言われてきた行革的発想で減らすのではなく、将来人口推計などを考慮しつつも、行政のチェック機能や政策提言機能など今後ますます重要になる議会の機能を損なわないこと、また、地域・男女・世代間のバランスがとれる一定程度の人数を確保すべきと考えています。いずれにしても議会が市民代表として市民の皆さまから支持されるようでなければなりませんね。


                    
                                             


 
 
 

 新港町に平成25年にオープンした観光拠点でもある「よこすかポートマーケット」が、平成31年3月をもって閉店されることが今年の3月議会で突然明らかにされました。議会でも大きな議論となったのですが、6月議会ではポートマーケットの事業主体であるシティサポートよこすかが実施した『事業撤退に至る検証結果』が報告されました。

 それによりますと、「撤退の主原因は、経営認識と経営ノウハウが不足したまま事業をスタートしたこと、その後抜本的改革を行えず累積赤字が4億円になり、当初目標に掲げていた4年後に黒字に転換することが叶わなくなったこと」と総括されています。

 しかし、もともとこの事業は横須賀市が地産地消推進事業の一環として総合計画に位置づけた政策であり、都市施設公社(現在のシティサポートよこすか)に事業を依頼したことから始まったのですから、なぜ市がこうなる前にテコ入れしなかったのか不思議です。
一義的には事業実施者が努力すべきことではあるものの、市には事業依頼主としての責任もあったはずです。

議会からはこれまでポートマーケットの集客拡大のために、飲食スペースをもっと魅力的にするなどの改善策を提案していたにもかかわらず、何一つ実施されませんでした。施設の制約があるとは言えもっとやれることがあったのではないか、わずか6年で撤退とは拙速だったのではないかとの思いはぬぐえません。

また、ポートマーケットの開業までの経過を見ると、今更ではありますが今日の状況を招いた最大の原因は施設選定にあったと思われます。
当初の計画では、ポートマーケットは現在の駐車場に新建の施設を作ることになっていたのですが、横須賀冷蔵(株)から冷蔵倉庫を店舗として活用して欲しいという嘆願書(!)が市に出され、5千万円で都市施設公社が買い取ったのです。当時は安く済んで良かったと説明されていたのですが、驚いたことに今回の検証では、「倉庫の購入費と倉庫ゆえの店舗レイアウトの制約や多額の改修費用を含めると新築の方が安価であった」とあるではありませんか。
全く脱力ものです。 一体誰が責任をとるのでしょうか。

いずれにしても、この施設をめぐっては当初から政治的な思惑が働いたのではないかとの疑念を持たざるを得ません。計画が動き出した途端に倉庫案が浮上することからして不自然だからです。

平成31年3月のポートマーケット閉店後の施設をどう使うかは、現時点では白紙とのことですが、事業主体を変えてまた地産地消施設とするのか、それとも全く違うものになるのか。
これも注目していかなければなりません。

 

 

ポートマーケット(横須賀市提供)
     
 

 会派「無所属みらい」では6月定例議会終了後、7月2日(月)から4日(水)まで鳥取市、岡山市、明石市に県外視察に行ってきました。今回訪れた市の取り組みにはそれぞれ大きな学びがありましたが、中でも明石市の子育て支援策は素晴らしく、全国各地から注目されている理由がわかりました。

例えば第2子以降の保育料無料化事業では、第1子の保育料は年齢制限なし、保護者の所得要件も所得制限なし、第2子以降の保育料も無料。さらに対象施設は保育所、幼稚園、認定こども園、家庭的保育から事業所内保育にまで至り、DVなどで住民票を移さずに市内に居住している場合も対象にしているとのこと。また、認可保育園に入れず認可外に通っている場合も第2子から2万円を限度に補助する手厚さ。こうした徹底した子ども施策により、減少傾向にあった人口がV字回復をしているというのですから羨ましい限りです。

また、1年前にできたばかりのあかし市市民図書館も見せていただきました。JR明石駅前再開発ビル「パピオスあかし」の4階にあり、駅から直結で行ける素晴らしい図書館でした。当然複合施設となっており、5階にはあかし子育て支援センターや親子交流スペース、明石たこ大使のさかなクンが監修しているギョギョルーム、中高生世代交流スペースには音楽スタジオとダンススタジオまで併設されているのには驚きました。

当日は雨模様だったのですが、大勢の親子連れや若者たちで賑わっていました。こういう施設は必要ですね。
今後の横須賀市への政策提言にも生かしていきたいと思います。

 

 

7月2日(月)鳥取市「ファシリティ・マネジメントの推進について」

  3日(火)岡山市「出石小学校跡地整備事業について」

          「ハイコーチャレンジについて」               

4日(水)明石市「病児病後児保育について」                      

 「第2子以降の保育料無料について」

 「地域総合支援センターについて」

       
 充実した明石市の子育て支援施設

 
9月定例議会の予定  

横須賀市議会平成30年9月定例議会は
8月31日(金)から10月9日(火)までの40日間
開かれます。
今定例会では平成29年度決算審査があるため長い日程になっています。
本会議は100名まで、委員会は10名まで傍聴できます。
是非いらして下さい。
なお、すべての会議はインターネット中継をしていますので、ご自宅のパソコンでも視聴できます。

 
  

平成30年9月定例議会の日程(予定)

8月31日(金)本会議(一般質問)

9月 3日(月)本会議予備日

   5日(水)教育福祉常任委・分科会

        都市整備常任委・分科会

   7日(木)総務常任委・分科会

        生活環境常任委・分科会

  11日(火)FM戦略プラン審査特別委

  13日(木)予算決算常任委

  18日(火)議会運営委

  19日(水)本会議(一般質問)

  20日(木)本会議(一般質問)

        予算決算常任委

  25日(火)教育福祉予算決算分科会

        都市整備予算決算分科会

  26日(水)総務予算決算分科会

        生活環境予算決算分科会

  27日(木)教育福祉予算決算分科会

        都市整備予算決算分科会

  28日(金)総務予算決算分科会

        生活環境予算決算分科会

10月4日(木)予算決算常任委

   9日(火)本会議

横須賀市議会ホームページ

http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/7860/council_02/index.html


  

 


 
「横須賀市自治基本条例」に対する修正案について。
議案第91号「住民投票条例」および、

議案第93号「横須賀市と地域運営協議会との協働による地域自治推進条例」について

漁網受け入れに関して。
 矢島 まち子の意見書   
 
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ひとと、みどりと、市民自治。・・・・・矢島 まち子

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